臨時在宅勤務実施期間終了にあたっての情報セキュリティ対策
日付: 2020年5月22日
臨時在宅勤務実施期間終了にあたっての情報セキュリティ対策
2020年5月31日に臨時在宅勤務実施期間が終了の予定ですが、6月1日から大学に
おける業務を久しぶりに行う教職員の方も多いかと思います。
このたび、大学にて業務を行っていない期間は、年末年始や大型連休などと違い、
非常に長期にわたる場合もあるかと思います。
そのため、久しぶりに大学に出勤し端末を利用する場合には、とりわけ情報セキュ
リティに注意を払い、端末の利用を開始してください。以下に対策をまとめます。
1. ウイルス対策ソフト
ウイルス対策ソフトの定義ファイル(パターンファイル)の更新を、メールを送受
信したりWebサイトを閲覧する前であり、端末をインターネットにつなげたすぐ後
である、一番最初に行ってください。そして定義ファイルが最新になっていること
を確認してください。
2. OSや各種ソフトウェアの修正プログラム
臨時在宅勤務実施期間中に、OSや各種ソフトウェアの修正プログラムが公開され
ている場合があります。修正プログラムの有無を確認し、必要な修正プログラムを
適用してください。
臨時在宅勤務実施期間中には、定例WindowsUpdateが4月分と5月分の2回あり
ました。WindowsUpdateは長いと感じるような時間を要することもありますので、
作業にあたっては時間に余裕を持つことをお勧めします。
なお、更新が必要である可能性があり、かつ、よく使われるソフトウェアの例とし
て以下を挙げます。
- Adobe Acrobat/Reader
- Adobe Flash Player
- Chrome
- Firefox
- Oracle Java
- Thunderbird
これらの他、各自お使いになっているアプリケーションソフトウェアについてご確
認とご対応をしてください。
3. 持ち出し機器のウイルスチェック
臨時在宅勤務実施期間中に持ち出していたパソコンや、データを保存していたUSB
メモリ等の外部記憶媒体にウイルスが感染していないか、利用する前にウイルス対
策ソフトでウイルススキャンを行ってください。
4. 不審なEメール
Eメールが溜まっている場合もあるかと思われます。そこで、誤って不審なEメール
の添付ファイルを開いたり、本文中のURLにアクセスしたりしないように、不審な
Eメールに注意してください。
5. サーバ等における各種ログの確認 (管理者向け)
サーバ等の管理者の方は、サーバ等における各種ログから不審なアクセスが発生し
ていないか、不審な挙動が記録されていないかなどを確認してください。