退職・転出される方へ

退職・転出後のアカウントについて

退職・転出されるとTUAT-IDが自動的に廃止され、電子メール、キャンパスネットワーク、農工大Googleサービスなどすべてのサービスが利用できなくなります。サービス提供事業者との契約上、アカウントの復旧や利用期間の延長もできません重要なデータ等を紛失することがないようご注意ください

退職・転出までに必要な作業(1):各種データのバックアップ等

1. メールやクラウドサービスのデータのバックアップ

電子メールサービスやクラウドサービス(Google Workspace/Microsoft365)にアップロードされているデータは、アカウントの廃止と同時に削除されます。削除後は復元できませんので、必要なデータはアカウントが廃止される前にダウンロードして下さい。Google Workspaceの場合は、Google社が提供しているデータ一括ダウンロード機能「Googleテイクアウト」を利用するのが便利です。

2. Google ClassroomとGoogle Drive共有ドライブのオーナー権限の委譲

授業でGoogle Classroomを利用していた教員の方で、授業用のクラスを他の方に引き継ぐ必要がある場合には、権限の委譲を行ってください。これを行わないクラスは、アカウント廃止と同時に削除され、復元できなくなります。委譲は本学のGoogleアカウントをお持ちの方へ行っていただけます。オーナー権限の委譲に関しては、Google社の説明ドキュメントをご覧ください。

同様に、Google Driveで共有ドライブの管理者となっている場合も、退職前に他の方を管理者に設定してください。

3. 仮想端末室のホームディレクトリにあるファイルのバックアップ

仮想端末室やLinux演習サーバから利用できるホームディレクトリ(個人領域)は、アカウントの廃止と同時に削除されます。削除後の復元はできません。アカウントが廃止される前に、TUAT Cabinetを通じてファイルのダウンロードを行って下さい。

4. サイトライセンスで取得したアプリケーションのアンインストール

Microsoft Officeアプリケーションやウィルス対策ソフトウェアなど、本学とソフトウェアベンダーとの契約に基づき提供しているすべてのサイトライセンスアプリケーションは、本学の籍が無い方は利用できません。退職・転出までに必ずアンインストールして下さい。また、Microsoft365 Appsは本学のアカウントが必要ですので、アカウントが廃止されるとプログラムの利用もできなくなります。

退職・転出までに必要な作業(2):学内申請の移管・廃止

退職・転出される方が申請したサービスや機器は、退職前に廃止手続きを行ってください。引き続きどなたかが利用される場合には、管理者移管手続きが必要です。移管手続きを行わないと、退職された方が管理者となっていた全てのサービスが自動的に廃止されます。必ず「退職前に」管理者移管の手続きを行ってください。

A. 申請管理システム「Salut」からの管理者移管・廃止手続きの方法

    1. 申請管理システム「Salut」ポータルサイトの上部にある「ログイン(学内限定)」を選択し、TUAT-IDでログインします。
    2. 「サービス提供中の申請情報一覧」から対象サービスを選択し、管理者を移管する場合は移管ボタン、廃止する場合は削除ボタンを押します。
      ※削除ボタンをおすと、即時削除され復活させることはできません。ご注意ください。
      (以下の手順は移管の場合のみ必要です。移管先ユーザに作業を依頼してください)
    3. 移管先の管理者の方が、申請管理システム「Salut」にTUAT-IDでログインします。
    4. 移管申請の受理」を行います。

B. 移管・廃止手続きに関するご注意(必ずお読みください)

    • 移管・廃止手続きの対象サービス
      手続きの対象となるのは、申請管理システム「Salut」にログインした時に、「サービス提供中の申請情報一覧」として表示される申請項目のみです。「サービス提供中の申請情報一覧」に表示されないサービスの移管・廃止手続きは不要です。対象となるサービスは、「各種申請」の「Salut経由での申請」の欄もご参照ください。
    • 移管・廃止手続きの対象外のサービス
      TUAT-ID や SPICA-ID、全学メール(xxxx@go.tuat.ac.jp 、xxxx@me.tuat.ac.jp)は、退職に伴い自動的に廃止されます。(TUAT-ID、SPICA-ID は各個人に付与されるものなので移管できません)

C. 移管するメールアカウントの多要素認証の設定解除

    • 追加メールアドレス(M2メール)独自IDでログインの場合
      PCで「統合認証システム」から行います。
      「多要素認証(OTP)」を選択し「解除」ボタンを押します。移管後の多要素認証の設定方法については「多要素認証概要と設定方法」をご覧ください。
    • 追加メールアドレス(M2メール)TUAT-IDでログインの場合
      申請管理システム「Salut」から行います。
      「全学電子メールシステムの追加BOX申請」から設定の解除が必要なメールアドレスの「変更」を選択し「統合認証統合先TUAT-ID」を空白に上書きをし「申請する」ボタンを押します。移管後の多要素認証の設定方法については「追加メールアドレス(M2メール)」をご覧ください。
    • 旧教職員向け電子メール(CCメール)
      Microsoft社の「旧職員向け電子メールサインインページ(Outlook)」から行います。
      Outlook画面右上隅のアカウントアイコンをクリックし「アカウントを表示」を選択し、マイアカウント画面左側メニューの「セキュリティ情報」から登録しているサインイン方法をすべて削除します。移管後の多要素認証の設定方法については「旧教職員向け電子メールシステム(CCメール)」をご覧ください。

名誉教授になられる方へ

名誉教授の方は、CCメールまたはM2メールいずれか1つに限り、退職後も継続してご利用いただけます。
希望される方は、退職日までに継続したいメールアドレス(継続希望名@cc.tuat.ac.jp または 継続希望名@m2.tuat.ac.jp)、職員番号、氏名を明記し、imc-help @ go.tuat.ac.jp 宛にメールでご連絡ください。

※ 申請管理システム「Salut」での廃止・移管手続きがうまくいかない場合
お問合せ」をご覧いただき、ご本人がメールでお問い合わせください。